4.基本関数リファレンス


4−1.機能別リスト

算術関数

文字列操作関数 Windowsリソース操作関数 スレッド操作関数 カウンタ操作関数 その他


4−2.アルファベット順リスト


4−3.関数仕様解説

systemcall float sin(float a);
引数a角度(ラジアン)
戻り値正弦
説明正弦の値を返します。

systemcall float cos(float a);
引数a角度(ラジアン)
戻り値余弦
説明余弦の値を返します。

systemcall float tan(float a);
引数a角度(ラジアン)
戻り値正接
説明正接の値を返します。

systemcall float asin(float a);
引数a正弦値
戻り値角度(ラジアン)
説明逆正弦の値を返します。

systemcall float acos(float a);
引数a余弦値
戻り値角度(ラジアン)
説明逆余弦の値を返します。

systemcall float atan(float a);
引数a正接値
戻り値角度(ラジアン)
説明逆正接の値を返します。

systemcall float atan2(float y, float x);
引数x平面上のX座標
y平面上のY座標
戻り値角度(ラジアン)
説明ユークリッド2次元平面上のベクトルx,yのとる角度を返します。範囲は±πです。

systemcall float abs(float x);
引数x数値
戻り値絶対値
説明絶対値を返します。将来、倍精度浮動小数点数に拡張される可能性があります。

systemcall float fabs(float x);
引数x数値
戻り値絶対値
説明絶対値を返します。double型が存在しない現在ではabs関数との違いはありません。

systemcall int iabs(int x);
引数x数値
戻り値絶対値
説明絶対値を返します。引数と戻り値に明示的に整数型を取ります。

systemcall float log(float x);
引数x数値
戻り値自然対数
説明自然対数Logを返します。

systemcall float log10(float x);
引数x数値
戻り値常用対数
説明常用対数Log10を返します。

systemcall float pow(float x, float p);
引数x数値
戻り値累乗値
説明xのp乗を返します。

systemcall float exp(float x);
引数x数値
戻り値指数関数値
説明指数関数eのx乗を返します。

systemcall float sqrt(float x);
引数x数値
戻り値平方根
説明xの平方根を返します。

systemcall int string_length(string str);
引数str文字列
戻り値文字列長(半角基準)
説明文字列strの長さを返します。

systemcall string string_head(string str, int n);
引数str文字列
n取り出したい先頭の文字数(半角基準)
戻り値取り出した文字列
説明文字列strの先頭n文字を返します。

systemcall string string_tail(string str, int n);
引数str文字列
n取り出したい終端の文字数(半角基準)
戻り値取り出した文字列
説明文字列strの最後尾n文字を返します。

systemcall int print_string(string msg);
引数msg表示文字列
戻り値0(ゼロ、将来の拡張用)
説明文字列msgを画面表示します。表示方法は上位システム依存です。

systemcall string input_string();
引数なし-
戻り値入力された文字列
説明文字列を入力します。入力方法は上位システム依存です。

systemcall string string_align_right(string str, string fill, int length);
引数str元の文字列
fill埋めるのに使用する文字列
length最終的に得たい文字数(半角基準)
戻り値右揃えされた結果の文字列
説明文字列を右揃えにして規定文字数まで埋めます。文字数は半角基準で計算されます。一般的にはfillに半角スペースなど1文字を指定して、右揃えするために用います。

systemcall string string_align_left(string str, string fill, int length);
引数str元の文字列
fill埋めるのに使用する文字列
length最終的に得たい文字数(半角基準)
戻り値左揃えされた結果の文字列
説明文字列を左揃えにして規定文字数まで埋めます。文字数は半角基準で計算されます。一般的にはfillに半角スペースなど1文字を指定して、左揃えするために用います。

systemcall int message_box(string msg, string title, int type);
引数masメッセージ内容
titleウィンドウタイトル
typeMessageBox関数の引数と同じ。以下の定数が使用可能です。
//message_box関数の引数(WinUser.hより抜粋)
#define MB_OK                (0x00)
#define MB_OKCANCEL          (0x01)
#define MB_ABORTRETRYIGNORE  (0x02)
#define MB_YESNOCANCEL       (0x03)
#define MB_YESNO             (0x04)
#define MB_RETRYCANCEL       (0x05)
#define MB_CANCELTRYCONTINUE (0x06)
#define MB_ICONHAND          (0x10)
#define MB_ICONQUESTION      (0x20)
#define MB_ICONEXCLAMATION   (0x30)
#define MB_ICONASTERISK      (0x40)
戻り値押したボタンの種類。以下の定数が使用可能です。
#define IDOK        (1)  // [OK]ボタンが選択されました。 
#define IDCANCEL    (2)  // [キャンセル]ボタンが選択されました。 
#define IDABORT     (3)  // [中止]ボタンが選択されました。 
#define IDRETRY     (4)  // [再試行]ボタンが選択されました。
#define IDIGNORE    (5)  // [無視]ボタンが選択されました。 
#define IDYES       (6)  // [はい]ボタンが選択されました。 
#define IDNO        (7)  // [いいえ]ボタンが選択されました。 
#define IDCLOSE     (8)  // [閉じる]ボタンが選択されました。 
#define IDHELP      (9)  // [ヘルプ]ボタンが選択されました。 
#define IDTRYAGAIN  (10) // [再実行]ボタンが選択されました。
#define IDCONTINUE  (11) // [続行]ボタンが選択されました。 
説明モーダルダイアログボックスに表題文字列titleと内容文字列msgを表示します。

systemcall int exist_file(string file_name);
引数file_nameファイル名
戻り値ファイル名が存在すればTRUE、なければFALSE。
説明ファイルfile_nameが存在すれかどうかを確認します。

systemcall int save_object(string file_name, object data, int cryptograph);
引数file_nameファイル名
data保存対象のオブジェクト
cryptograph暗号化コード(将来の拡張用、現在はゼロを指定すること)
戻り値正常に保存できれば0、保存に失敗したら-1。ファイル名の指定が異常だと失敗します。
説明オブジェクトデータをファイルへ記録します。記録されたファイルはload_object関数で読み込み可能です。

systemcall object load_object(string file_name);
引数file_nameファイル名
戻り値読み込んだオブジェクト
説明ファイルからオブジェクトデータを読み込みます。

systemcall string get_read_file_name(string title, string filter, string default_name);
引数file_nameファイル名
filterフィルタ(ワイルドカードで指定)
default_nameファイル名欄に最初に入力されているファイル名
戻り値ファイル名
説明「ファイルを開く」ダイアログを使用します(読み込み用)。

systemcall string get_write_file_name(string title, string filter, string default_name);
引数file_nameファイル名
filterフィルタ(ワイルドカードで指定)
default_nameファイル名欄に最初に入力されているファイル名
戻り値ファイル名
説明ダイアログを使用します(書き込み用)。

systemcall string get_folder_name(string title, string root_name);
引数file_nameファイル名
root_name選択させる最初のフォルダ
戻り値フォルダ名
説明「フォルダを開く」ダイアログを使用します。

extern function int system();
引数
戻り値正常時はtrue
説明システムに処理を返します。(1フレーム待つ)

extern function int wait_time(float timer);
引数timer待ち時間(秒)
戻り値正常時は1
説明指定した秒数待ちます。他のスレッドは動作を続けます。

extern function int create_thread(variable new_thread_label, variable thread_arg);
引数new_thread_label新スレッドのジャンプ先(ラベル文字列または関数)
thread_argスレッドへの引数
戻り値スレッドハンドル(識別用の整数値)
説明スレッドを生成します。

extern function int get_thread_id();
引数なし-
戻り値スレッドハンドル
説明現在実行中のスレッドのハンドルを返します。

extern function int exit_thread(int thread_id);
引数thread_idスレッドID(負の値は自分自身を表す)
戻り値異常時は0
説明引数に指定したスレッドを終了させます。自分自身も終了できます。

extern function int exit();
引数なし-
戻り値異常時は0
説明すべてのスレッドを終了させます。

extern function int set_nonstop_thread(int thread_id, int flag);
引数thread_idスレッドハンドル
flag非停止フラグ(TRUEで停止しなくなる)
戻り値異常時は0
説明スレッドをポーズ中も止まらないように設定します。主にポーズ画面制御用のスレッドで使用します。

extern function int get_counter(int counter_id);
引数counter_idカウンタID(0〜[MAX_COUNTER_NUM-1]まで)
戻り値カウンタ値
説明カウンタ値を取得します。

extern function int set_counter(int counter_id, int count);
引数counter_idカウンタID(0〜[MAX_COUNTER_NUM-1]まで)
countカウント値
戻り値カウンタ値
説明カウンタに対して強制的に値設定します。

extern function int start_counter(int counter_id);
引数counter_idカウンタID(0〜MAX_COUNTER_NUM-1まで)
戻り値異常時はFALSE
説明カウンタ値のカウントを開始します。カウンタは1フレームで1加算されます。

extern function int exist_value(string value_name);
引数value_name変数名
戻り値存在すればTRUE
説明変数が存在するかどうか調べます。


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